ペン子今日ね、ほいくえんでお友達としょうぎやったんだよー!おうちでもやりたい!



お、ついにこの日がきたか……!
どうも、アルパカ先生です。
先日、保育園から帰ってきた長男(ペン子)が嬉しそうに教えてくれました。
実はぼく自身、小学生のころに担任教師の影響で将棋にとてもハマっていました。地域の将棋クラブに通ったり小中学生の大会に参加したりと、休み時間になれば友だちと盤を囲む毎日を過ごしていた思い出があります。
ただ、中学生以降は部活などで忙しくなり、すっかり盤を挟む機会も減って最近はたまにスマホアプリで指す程度。そんなぼくにとって、我が子から「将棋をやりたい!」と言われたのは、懐かしさと嬉しさがこみ上げる出来事でした。
「ぼく自身も昔の感覚を思い出しながら、一緒に学び直すつもりで楽しんでみよう!」
そう思い立ち、久しぶりに将棋盤と駒を出してわが家の親子将棋がスタート!まだ対局したのは3回ほどですが、最初は駒を1枚も取れなかったペン子が、少しずつ相手の駒を取ったり王様を逃がしたりと、めきめき上達してきています。
今回は、ルールをいきなり詰め込まずに「まずは好きに指して楽しむ」ことを最優先にしたわが家の将棋の始め方をご紹介します!これから親子で将棋を始めたい方の参考になれば幸いです。
- 子どもと将棋を始めるときの駒・将棋盤の失敗しない選び方
- 初心者と経験者がお互い真剣に楽しめる対局(六枚落ち・八枚落ち)ルール
- 子どもが自分で考えて選択できる「教え方のコツ」とヒントの出し方
- 無理なく少しずつ上達するために大切にしたい習慣(感想戦・観戦)
1. 子どもと将棋を始めるなら「まずは自由に遊んでみる」のが一番
将棋を始めるとなると、「最初に全部の駒の動かし方を教えないと」「王手や詰みも説明しないと」と教えることは山ほど。
でも、最初からすべてを覚える必要はありません。。まずは駒を並べて、とにかく動かしてみる。分からなくなったら、そのつど確認するスタイルでOK!
最初の目標は「将棋を正しく指せるようになること」ではなく、「楽しかった!もう一回やりたい!」と思ってもらうこと。「保育園で触った将棋が楽しかった」という熱が冷めないうちに、まずは盤を挟む時間を楽しみました。
2. 将棋盤と駒はどんなものを選べばいい?おすすめ道具と絵本
将棋盤や駒は、最初から本格的な高価なものを揃える必要はありません。木製でもプラスチック製でも、安価なものであればお好みで大丈夫です。
2-1. 最初は「一文字駒」や「成駒が朱色」のものがおすすめ
初めての将棋なら、矢印で動かし方が書いてある「くもんのスタディ将棋」か、大きな文字で書かれた「一文字駒」が扱いやすくておすすめです。
さらに絞るなら、成駒(裏返したとき)の文字が「朱色(赤色)」で印刷されているものを選ぶと、漢字に慣れていない子どもでも表と裏の区別が一目でつくようになります。
※注意点:「どうぶつしょうぎ」は知育玩具として大変優秀ですが、本将棋とはルールや盤面が異なる「別のゲーム」になります。本将棋を始めたい場合は、通常の9×9マス盤と駒を選ぶよう確認しておきましょう。
おすすめの将棋セット・アイテム
手軽に始められるおすすめの将棋セットをご紹介します。
また、もしルールから入るのではなく、物語や世界観から楽しく将棋の世界に飛び込みたいときは、永世名人・羽生善治さんも推奨の絵本『しょうぎのくにのだいぼうけん』から親しんでみるのもとってもおすすめです。



ぼくも将棋をはじめて、最初に手に取った本が羽生先生の本でした
※ルールや戦い方の説明本ではなく、”しょうぎのくにの物語” である点はご注意を!
3. 経験者の親 vs 初心者の子ども!どうやって対局する?
いくらブランクがあるとはいえ、経験者と初心者の子どもがそのまま普通(平手)に戦っても勝負になりません。かといって、わざと見え見えの変な手を指して負けてあげるのも少し違いますよね。
将棋には、実力に差がある2人が対局するとき、指定の駒を外して始める「手合割(駒落ち)」というルールがあります。子ども向けルールではなく、プロとアマの指導対局でも使われます。
3-1. 親の駒を減らす「六枚落ち」「八枚落ち」でハンデ調整
そこでわが家では、親側の強力な駒をあらかじめ外しておく「駒落ち」で対局しています。
初心者のお子さん相手なら、親の飛車・角・桂馬・香車を抜いた「六枚落ち」や、さらに銀も抜いた「八枚落ち」からスタートするのがおすすめです。
親の戦力を大幅に減らすことで、子どもには「駒を取れるチャンス」がたくさん生まれます。親も残った金や歩で真剣に盤面を考えられるため、お互いが本気で将棋を楽しむ状態を作ることができます。
3-2. 全部口出しせず「選択肢」を渡して自分で選ばせる
対局中、子どもが「う〜ん、どうしよっかなぁ……」と長考して悩んでいるタイミング(1局の中で3〜5回ほど)があれば、優しくヒントを出してあげましょう。
その際、「そこに打った方がいいよ」「取られるから逃げて!」と答えを指示するのではなく、「こう逃げる手もあるし、こっちを攻める手もあるよ。どれにする?」と2〜3パターンの手筋を提示してあげるのがコツです。
自分の戦略は自分で決めたいもの。最後の手を自分で選ぶことで、「自分の作戦で指せた!」という納得感と楽しさが一気に高まります。
4. たった3局で子どもの指し方に劇的な変化が!
まだたった3回指しただけですが、子どもの吸収力には驚かされます。
- 1局目:好きなところへ動かして、どんどん駒を取られてしまう
- 2局目:「そのまま動かすと取られるかも」と考えてから動かすようになる
- 3局目:持ち駒(取った駒)を「安全な場所」を探して打つようになり、王様を逃がす考え方が分かってくる
大人が細かく説明しなくても、実践を繰り返すだけで自分なりのルールやコツを自然と見つけていきます。
5. 将棋が上達するために大切にしたい3つの習慣
子どもが将棋を楽しみながら少しずつ上達していくために、わが家で大切にしている習慣が2つあります。
① 対局が終わったらプチ「感想戦」をする
対局後に「あの局面はどうだったか」を振り返る感想戦。難しく再現する必要はなく、「ここで駒を取れたのが良かったね」「次はこっちに逃げても面白かったかもね」と、楽しかったポイントを2〜3個おしゃべりするだけです。
ダメ出しをするのではなく、自分が動かした結果を一緒に確認することで、次の対局への良い気づきになります。
② 人が指している将棋を一緒に見る(観戦)
自分が指している最中は頭がいっぱいになりますが、人の対局なら一歩引いて冷静に盤面を見ることができます。
アプリの対局や動画などを一緒に見ながら「自分ならどこに指す?」「あ、こうやって王様を守るんだ!」と会話するだけでも、すごく良い勉強になります。
③ 将棋は礼儀作法も大切
家族でも友達でも、将棋の礼儀作法は「礼に始まり礼に終わる」です。
対局前は「よろしくお願いします」、対局後は「ありがとうございました」。緊張感の中、思考に集中することを楽しむことも、将棋を指す上での醍醐味。最後は感想戦で、ここはこうしたほうがよかったね!と、お互いの健闘をたたえあう時間も大切にしましょう。
「子ども 将棋 はじめかた」に関するよくある質問(FAQ)
- 子供の将棋は何歳から始められますか?
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結論から言うと、お子さんが「やってみたい!」と興味を持ったときが一番の始めどきです。あの藤井聡太さんも5歳から将棋を始めたと言われています。漢字や数字の理解よりも、「盤上に駒を並べて遊ぶのが楽しい」という気持ちがあれば、5歳〜6歳(年長さん前後)から十分楽しむことができます。
- 初心者の子どもにおすすめの駒や盤の選び方は?
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最初は安価なプラスチック製や折りたたみ盤で十分です。駒は大きく一文字で書かれているものや、動く方向が書いてある「くもんのスタディ将棋」、成駒(裏面)が判別しやすい朱色印刷の駒を選ぶと、子どもが直感的にルールを覚えやすくなります。
- ルールを覚える手順はどう進めれば良いですか?
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いきなり完璧なルールを暗記させようとせず、「駒を並べて動かしてみる」➔「遊びながら動かし方を確認する」➔「親が駒落ち(六枚落ち等)で対局する」という順序がベストです。正しく指すことよりも「もう一回やりたい!」と思ってもらうステップを優先しましょう。
- 子どもが将棋を上達していくための効果的な方法は?
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対局が終わったあとに「ここが良かったね」と軽く話し合う「プチ感想戦」と、アプリや動画で「人の対局を一緒に見る(観戦)」の2つが非常に効果的です。客観的に盤面を見る習慣がつくと、自分で考える力がどんどん育ちます。
6. 【まとめ】将棋は親子で一緒に成長を楽しめる最高の遊び
3局目が終わったあと、ペン子から出てきた言葉は「くやしい!もう一回やりたい!」でした。
今の段階では、この言葉が何よりの成果だと感じています。勝ち負けだけに囚われず、「前回は取れなかった駒が取れた」「自分で考えて逃げられた」という小さな成長を一緒に見つけて喜んであげるのが大切ですね。
将棋には、駒の動かし方を覚えた先にも囲い、攻め方、詰将棋と、まだまだたくさんの「次のクエスト」が待っています。ぼく自身も昔の感覚を思い出しながら、一緒に学び直していきたいと思います。
なにより、盤を挟んで親子で同じ盤面を囲む時間がとっても愛おしいひとときになります。ぜひご家庭でも、お子さんと一緒にはじめての将棋クエストに挑戦してみてくださいね!



おやこで一緒に一つの詰将棋に頭を抱える時間が生まれたらいいですね!
今回紹介したおすすめ将棋アイテム
記事内でご紹介した、はじめての親子将棋にぴったりのアイテムです。気になった方はぜひチェックしてみてくださいね!
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