新潟市で科学体験|中川先生の「わくわくサイエンススクール」に参加してみた

本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、プロモーションが含まれています
アルパカ先生

今日は実験教室で、犯人をみつけるんだって!

ピヨ子

えーやば!ほんとうのはんにん?

ペン子

そんわけないでしょ!

どうも、アルパカ先生です。新潟市内で、子どもが科学や医療の面白さに触れられる場所を探していませんか?

先日わが家は、新潟医療福祉大学で開催されている「わくわくサイエンススクール」に参加してきました。講師を務めるのは臨床技術学科の中川沙織教授をはじめとする先生方で、大学の本物の実習室で本格的な実験器具を使いながら科学を体験できる大人気イベントです。

我が家が参加するのは今回で2回目となります。最初のきっかけは学校で持ち帰ってきた1枚のパンフレットで、応募したところ見事に当選し、毎回満員御礼の雰囲気を肌で感じてきました。

今回は「ケーキを食べた犯人はだれ?」という、血液型・血糖値・ルミノール反応の3つの実験を組み合わせて事件を解決するサイエンスミステリーに挑戦です。年長と小学2年生の子どもたちが体験して感じたことや、低学年のお子さんと参加する際に知っておくと役立つポイントを交えてレポートします。

この記事でわかること
  • 新潟市で体験できる「わくわくサイエンススクール」の魅力と雰囲気
  • 年长・小学校低学年の子どもと参加したときの難易度や楽しみ方のコツ
  • 大学の実習室で「本物」の器具に触れる貴重な体験談
目次

1. 新潟市で本格的な科学体験「わくわくサイエンススクール」とは

「わくわくサイエンススクール」は、新潟医療福祉大学の臨床技術学科が開催している子ども向けの科学・医療体験イベントです。今回の対象年齢は5歳から小学生で、学校の理科室とは違う大学ならではの本格的な実習室に入り、先生方や学生スタッフの皆さんに優しくサポートしてもらいながら実験を進めていきます。

中川先生の専門は臨床化学や分析化学などで、単に「色が変わって面白いね」で終わらせず、「実際の医療や科学捜査の現場でどう役立っているか」という背景まで感じられるのが大きな特徴です。前半の講義は身近な例えや実際の職業を紹介しながら目的を説明し、後半は子どもたちが直感的に「わぁっ!」と驚ける体験型の実験が詰まっています。

2026年7月25日|はじめて参加した「からだの中をのぞいてみよう!」

我が家が初めて参加したのは、7月に開催された「からだの中をのぞいてみよう!」という回でした。白血球や赤血球を顕微鏡で観察したり、大きな人体模型から実際にパーツを取り出しながら体の中の臓器について学んでいく内容です。

教科書の平らなイラストではなく、立体的な模型から心臓や胃、長い腸を取り出す体験は子どもたちにとってかなり衝撃的だったようです。「自分のお腹の中にもこれが本当に入っているんだ!」というリアルな実感が、知的好奇心を大いに刺激してくれました。この日の体験がよほど楽しかったらしく、「またあの大学の実験に行きたい!」となったことが今回の2回目参加のきっかけです。

2026年10月18日|今回のテーマは「ケーキを食べた犯人はだれ?」

そして迎えた2回目の今回は、科学の力をフル活用した本格的な犯人探しに挑戦しました。「楽しみにしていたケーキをこっそり食べたのは誰だ……!?」という事件を背景に、現場に残された手がかりを3つの実験で紐解いていきます。

単発の実験作業で終わるのではなく、1つの実験結果をもとに容疑者を絞り込み、次の実験でさらに確証に迫っていきます。まさにストーリー仕立ての謎解きゲーム感覚で進んでいくため、子どもたちのワクワク感が最後まで途切れないのが最高の魅力です。

実験①:血液型を調べて容疑者を絞り込む

最初の実験は、現場に残された血痕の「血液型」の判定です。名前は知っていても「どうやって血液型を調べているのか」を大人でも説明するのは少し難しいテーマですよね。

今回は専用の抗体液を使い、混ぜ合わせたときに起こる「凝縮反応」を自分の目で観察しました。スポイトで慎重に液体を吸い取りプレートの上で混ぜていくと、組み合わせによって反応が出たり出なかったりする不思議な現象が起こります。子どもたちは真剣な表情で変化を見つめ、「この結果なら、あの容疑者は違うね!」と早くも本格的な推理を楽しんでいました。

実験②:ケーキを食べたあとの血糖値を比べる

2つ目の手がかりとなる実験は「血糖値」の調査です。甘いケーキを食べると体の中(血液中の糖)で何が起こるのかに着目し、試薬を使った色の変化を比較していきます。

「こっちの試験管のほうが色が濃いね!」と目視で確かめながら、誰が糖分を多く摂取したかを割り出します。最初の血液型の結果とこの血糖値データを組み合わせることで、犯人候補がさらにグッと特定されていく爽快感を味わえました。

実験③:ルミノール反応で決定的な証拠を探す

最後の仕上げは、テレビの刑事ドラマや科学捜査でもおなじみの「ルミノール反応」です。一見きれい拭き取られていて何も見えない場所でも、わずかな血液反応があれば青白く発光する仕組みを体験します。

これまでのデータと最後の発光反応を突き合わせ、ついに真犯人を特定することに成功しました!次々に集めた証拠を積み重ねて真相にたどり着くプロセスに、子どもたちはすっかり夢中になっていました。

2. 大学の実習室で「本物」に触れられる贅沢

自宅でも重曹とクエン酸を混ぜて発泡させたり色水を作ったりする科学遊びはできますが、本格的な医療や化学分析となると家庭でできることには限界があります。大学の本物の実習室に足を踏み入れ、専用のスポイトや試薬を前に自分の手で作業する体験には特別な価値があります。

この非日常的な空間と「本物の器具を使っている」という特別感が、子どもの好奇心を強く刺激してくれます。「科学は教科書の中のお勉強ではなく、自分の手で試して確かめられるものなんだ」という感覚を幼いうちに体感できるのは、親としても本当に貴重な時間だと感じています。

3. 年長・小学校低学年でも十分に楽しめる?

今回わが家は年長(5歳)と小学2年生の2人を連れて参加しましたが、結論から言うと実験そのものは十分楽しめました!鮮やかな色の変化や液体の反応、そして犯人を当てるゲーム性があるため、専門的な知識がなくても置いてけぼりになる心配はありません。

ただし、「なぜこの化学反応が起きるのか」という原理まで完全に理解しようとすると、低学年のお子さんには少し難しい部分もあります。そのため、親が横から「いま何のための実験だっけ?」「さっきと何が変わったかな?」と声をかけてあげると、自分で考えるきっかけが生まれて満足度がさらに高まります。

4. 先生方や学生スタッフの温かいサポートに感謝

個人的にとてもありがたかったのが、中川先生をはじめとする先生方や学生スタッフの皆さんの手厚いサポートです。我が家は大人1人で年長と小学2年生の2人を連れて参加しており、さらに下の子(小2)は車椅子を利用しています。

器具の扱いや作業のタイミングでさりげなく的確に手を貸してくださったおかげで、親が片方につきっきりにならず、2人とも最初から最後までしっかり実験に参加できました。多くの参加者がいるため頼る前提での参加は検討すべきですが、不安がある方は事前に主催者へ相談してみることを強くおすすめします。(※サポート体制は当日の状況やプログラムによって異なります)

5. 子どもたちの「なんで?」を育む原体験に

小学校に入ると理科の授業やプログラミング学習が始まりますが、幼児期や低学年のうちに本格的な化学系の実験に触れる機会は意外と多くありません。一方で、この時期の子どもたちは「なんで空は青いの?」「なんで色ってたくさんあるの?」と純粋な疑問の塊です。

その「なんで?」が溢れる時期に、実際に自分の手で触れて変化を確かめる体験は何よりの宝物になります。知識を頭に詰め込むこと以上に、「自分で試して、確かめてみる」というワクワクした原体験をこれからも大切にしてあげたいと感じます。

6. 次回の開催情報はどこでチェックできる?

わが家は小学校で配布されるパンフレットで知りました。新潟医療福祉大学の公式サイトや、「わくわくサイエンススクール」のInstagramにて、随時案内がでますので、興味のある方はチェックしてみてください!

7. 【まとめ】新潟でもっと科学の芽が育つ場所が増えてほしい

今回参加した「わくわくサイエンススクール」は、大学の実習室という特別な空間で、本格的な器具に触れながら科学と医療の面白さを体感できる素晴らしいイベントでした。原理のすべてを理解できなくても、「なんで?」と疑問を持ち目を輝かせる姿が見られただけで大収穫です。

わくわくサイエンススクール参加のポイントまとめ

改めまして、中川先生をはじめ当日の温かいサポートで子どもたちを導いてくださった先生方・学生スタッフの皆様、本当にありがとうございました。疑問を自分の手と目で確かめられるワクワクする場所が、新潟の地にもっと広がっていったら嬉しいです。

アルパカ先生

学校で本格的に理科を学ぶ前の時期だからこそ、日常にある「なんで?」を親子で大切にしていきたいですね。

この記事を書いた人

アルパカ先生の中の人。2児を育てるシングルファザー。
子どもと目線を合わせてみると、何気ない毎日も驚きと発見の連続です。
子どもと一緒に、他愛のない日常をもっと面白がりたい。
そんな毎日の小さな冒険や、親子で楽しむためのヒントを皆さんと分かち合いたくて、「おやこクエスト」を始めました。

目次